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 最近、鰻重の値段が上がってるそうな。今年はシラスウナギが不漁らしいとか。なんか原油だとか小麦だとかの便乗にも思えてくるけども、上がったもんはしょうがない。その例に漏れず、ここの店もメニューが鰻重のみ(鰻重に御吸物付き)で、二千円。高いです。正直、高いです。が、食べました。

 場所は、神保町の駅を出て、専大前の交差点を下がった集英社のビルの隣。古っぽい建物、店内もだいぶ年期入ってる感じながら、昼前というのに結構並んでたりする。

 鰻は白髪の翁さんが、昔ながらのやり方でパタパタ焼いており、少し時間がかかったが、その分腹も減ってたんで余計に美味しかった。鰻は割と肉厚で、タレがなんだか甘い。見た目は小さい櫃だけども、ごはんは結構な量で、満腹。

 美味しいことは確かで、成る程、二千円でも並んでる人が多い訳だと思うたのだけども、やはり二千円では、気軽には来られないなぁと。
 本郷三丁目の駅から、春日通りを文京区役所の方に向けて歩いていくと、如何にもイカにも、バタ臭い、アメリカンチックなハンバーガー屋があって。店の中は、本郷近くの大学があるからか、それともバタ臭さに引き寄せられてか外国人がわりと多くて、普通のスーツでは入りづらそうな感じ。ただ腹も減ってたんで、たまたま入ってみた次第。

 店の中はわりと広いけど、席の間は狭い、所謂欧米系カフェみたいなところ。とりあえず、アボカドバーガーを頼んでみた。結構思ったより早く出てきて、食ってみるとパンもゴマ香ばしく、パテも肉厚で旨し。毎度喰い慣れたマクドに比べてみること自体、レベルが違うかもしれないが、ハンバーガーってこんなに旨いもんだったっけと感じる。

 あと、ポテトも付いてくるんだけども、こちらは普通。ただ総量として、この2つで結構腹一杯になる。セットだと1000円超えるんで、マクドと比べたら高いけど、満足満足。今度は他のバーガーも頼んでみんとす。
 バットマンの映画といえば、ティムバートンが初回に撮ったヤツぐらいしか知らなくて、今回の「ダークナイト」も、そういう「ヒーローアクションもの」という気持ちで見に行ったら、これがとんでもなかった。

 確かに原作コミックに基づいたキャラクターが出てくるけども、雰囲気はかつての映画のソレとはまるで違っていて、初っ端からドが付くほど凶悪な銀行強盗を見せつけられた上に、バットマンが社会の厄介者扱いされてる上に、警察内部まで犯罪組織の根が蔓延ってるという、解決への糸口が全く見えないゴッサムシティが舞台。

 もう、こういう状態ではヒーローが独り孤軍奮闘したところで、すぐにどうなるわけでもなく。皆、報復を恐れて何も手を打てないといった様相。ここら辺、なんとなくイラク戦争やら今の報復テロと似ている描写なのは、たぶん意図したものなんだろうな。それでも、なんとかバットマンの存在で少しずつ犯罪を減らすことが出来ていたなかで、最強最悪のジョーカー様が御登場。

 かつて、ジャック・ニコルソンが演じたジョーカーはとてもコミカルで、犯罪手口も趣味趣向に走った内容だったのに対し、ヒース・レジャーのジョーカーは、正義面するバットマン達を貶めて絶望させようとする、いわばキリスト教のサタンのような存在で、どこまでも悪意的でどこまでも狂気的。ここまで潔い悪だと逆に惹かれるところがあります。

 そんでもって、バットマン達を罠に掛ける手口も情け容赦なし。人間の心のスキマを上手いこと利用して、目的を達しさせる。まったく見事。ホント、見てる最中、もしかしてこの映画完全にバッドエンド迎えるんじゃないかと思いました。けどもまぁ、何とか少しの希望が見いだせた、ような、かな、という終わり方。決して明るくスッキリした形ではないですが、映画の内容からしても、この終わり方が相応しいのかなと。

 勧善懲悪ではあるのですが、むしろジョーカーの罠や策略の見事さ、正義を貫こうとする人々への挑戦具合に痺れます。ヒース・レジャー・ジョーカーの風貌、癖、独特な言い回しが、更にキャラクターを立たせて、深く印象付けてます。あと、多少ネタバレかもしれませんが、ジョーカーの登場時などに流れる切迫感のある音楽イントロが、見る方の緊張感を高ぶらせて良いですね。

 時間としては2時間半と多少長いのですが、最後までどうなるんだろうと思わせる内容で大変良かったです。以前のバットマンのような家族連れで見る部類じゃないですが、これはこれでアリです。

 そうそう、映画見てたときには気づかなかったのですが、ポスターの「Why so serious?」が、「そのしかめっ面は何だ。」という翻訳だったということに、帰ってからネット見て知りました。「しかめっ面」じゃあ、台詞として、あんまり、かっこよくないなー。
 極めて私個人的な和食ヒエラルキーにおいて「天ぷら」の地位とは、洋食におけるステーキであり、中華におけるフカヒレに値する、とても高級位な「たべもの」であるという認識を持っていた上で、本日の昼食に寄った神田神保町三丁目「天ぷら いもや」の天ぷら定食650円は、価格のリーズナブルさと内容のコストパフォーマンスの良さも相まって、その概念を根底から覆せざるを得ない代物であって。とどのつまり「安くて旨かった」。

 神保町というと、近辺に大学もあることから、学生街に似たところもあり、そういうところは「安い」定食屋があったりして、近所で仕事してる当方としては、非常に有り難い。たまに胃が重くなったりしたけれど、 私は元気です。これまで店の前を何度か通り過ぎてたんだけども、今日は昼飯食べるのに、他の店が並んでたんで、入ってみた。入ってみたら、10人ぐらい並んでた。やられた。

 定食は、エビ定食と天ぷら定食があり、今回は天ぷら定食を。内容は、海老、烏賊、鱚、春菊、南京の天ぷら盛り合わせに、ご飯、シジミの味噌汁というフルラインナップげなもの。これで650円だから安い。鱚の天ぷらなんて久々に食べた。油が良いのか、匂いも味もよく、十分に腹一杯。天ぷら後のシジミの味噌汁がまた宜しい感じ。

 店の雰囲気自体は決して高級なものではなく、むしろラーメン店のようなカウンター席だけども、全体的に白木作りな所為か、清潔感がある。あと、カウンター越しに、天ぷら揚げてたり、ガス炊飯器でご飯炊いてたりしてる様子が見えるのは、待ってる間に適度に腹の減り具合を促してくれる。あれはなかなか良い。

 今回は、九段下方面側にある店に入ったけども、少し近くに本店もあるらしいので、時間があれば寄ってみたい。ただ、あんまし大勢で行くよりは、1人で行った方が良いかなとも思う。